【失敗例】月100万のAI教材を買ったWeb制作初心者が、半年後に気付いた「3つの落とし穴」|codoAssist

- 著者:奥﨑 慎太郎(おくざき しんたろう)
- 肩書:コードアシスト 主催 / 株式会社SOFI 代表取締役
- 経歴:株式会社SOFI 代表取締役。AI×Web制作スクール「コードアシスト」主催。受講生100名超を伴走。他社AI教材で挫折した受講生を多数受け入れた一次データを保有。
- SNS / 関連:note / SOFI公式
【失敗例】月100万のAI教材を買ったWeb制作初心者が、半年後に気付いた「3つの落とし穴」
「AIで月100万稼げる」という広告に¥980,000を払い、半年後に1円も稼げず借金だけが残った人を、私は2025年だけで12人見ました。本記事は、コードアシストに「他のAIスクールで挫折した」と転入してきた受講生Eさん の事例を主軸に、AI教材詐欺の3つの落とし穴を解剖します。結論から言うと、被害者は「能力が低い」のではなく「業界構造を知らない」だけです。本記事を読めば、次の被害者になるリスクをほぼゼロにできます。
Eさん(37歳・元会社員)が払った¥980,000の代償
Eさんは大阪府内のIT企業で営業職を10年勤めた37歳。年収580万円。妻と2歳の子。2025年5月、ある「AI×Web制作スクール」(仮名:Z社)の広告をInstagramで見かけて、3日後に¥980,000の契約を結びました。
Z社の謳い文句:
– 「未経験から3ヶ月で月収100万円」
– 「AI完全自動化・あなたが何もしなくても収入が入る」
– 「卒業生1万人・全員が成功」
– 「今月限定:通常¥1,500,000を¥980,000で」
Eさんは契約後、6ヶ月で総収入¥0。クレカリボ払いの残高だけ¥980,000+手数料が残り、配偶者との関係も悪化。2026年1月にコードアシストの無料相談に来た時、「もうWeb制作は諦めるつもりです、でも借金返済のために、何か稼ぐ手段を探しています」と話されました。
ここから半年、Eさんは違う道を歩みました。詳細は本記事の最後に。まず、Z社で何が起きていたかを3つの落とし穴で分解します。
落とし穴①「カリキュラムが体系化されていない」(情弱ビジネス共通構造)
EさんがZ社で受け取ったコンテンツは、以下の構成でした。
| コンテンツ | 量 | Eさん評価 |
|---|---|---|
| 動画講義 | 80本(合計40時間) | 1本あたり30分、ChatGPT操作の説明が冗長 |
| テンプレ集 | 35個 | 「コピペで使える」とあるが、実案件で使えない |
| Slackコミュニティ | – | 質問しても2-3日返信なし |
| 個別相談 | 月1回30分 | 営業担当が対応・技術質問は答えられず |
問題はコンテンツの量ではなく、設計です。Z社のカリキュラムは「AIの操作方法」と「マインドセット動画」が大半で、「案件を取って収入に変える」ステップが完全に欠落していました。
経済産業省「特定サービス産業実態調査」では、情報サービス業全体で「教育研修サービス」のうち実案件接続まで設計された講座の比率は約40%とされており、裏返せば60%は『学習』止まりの構造です。Z社はその60%側でした。
情弱ビジネス側の3つの構造的特徴
- 「3ヶ月で月100万」の即効性訴求(業界平均では3年で月50万が現実的)
- 「マインド」「成功者の習慣」を全コンテンツの3割以上に配置(再現性ゼロ)
- 「卒業生XX人」訴求はあるが、実名・実顔・実績数値の公開がない
これら3点が揃っていたら、ほぼ100%情弱ビジネス側です。選定段階で見抜く方法はH2-5で解説します。
落とし穴②「AI完全自動化」の嘘(技術的に不可能)
Z社の最も重大な虚偽は「AI完全自動化で、あなたが何もしなくても月100万」の謳い文句でした。2026年5月時点で、これは技術的に不可能です。
なぜ技術的に不可能か
AIが代替できるのは「実装作業の8割」までで、残り2割は人間が必須です。
| 業務 | AIで代替可 | 人間が必須 |
|---|---|---|
| HTML/CSSコーディング | ⭕️ | – |
| 画像生成・配置 | ⭕️ | – |
| クライアントヒアリング | – | ⭕️ |
| 要件定義の最終判断 | – | ⭕️ |
| 修正対応・トラブル対応 | – | ⭕️ |
| 契約書・請求書のやり取り | – | ⭕️ |
| クライアントとの信頼関係構築 | – | ⭕️ |
つまり「あなたが何もしなくても収入が入る」状態は、現時点で実現不能です。AIはあくまで「実装の作業時間を3-5倍短縮する」ツールであり、「クライアントから受注する」「価値を届ける」「継続契約をつなぐ」プロセスは人間が担います。
Eさんがハマった「自動化幻想」
Eさんは契約後、Z社の動画通りに「AIエージェント運用システム」を構築しました。ChatGPTで自動DM送信bot、Claude APIで自動見積生成、Bolt.newで自動LP複製ツールを3ヶ月かけて作った。
結果、「実案件に1件もつながらなかった」。理由は単純:そのbot群が送ったDMはスパム判定され、自動見積は「人間味のなさ」で全件無視され、自動LPは「テンプレ感丸出し」でクライアントから依頼が来なかった。「AIが営業もしてくれる」幻想に、3ヶ月と¥980,000を溶かしたのがEさんの一次情報です。
落とし穴③「サポートの薄さ」が見えるのは契約後
Eさんが契約前に見抜けなかった3つ目が、サポート設計の致命的な薄さでした。
Z社のサポート体制(契約後に判明)
- 講師:5人(ただし全員副業講師、本業別)
- 生徒:常時1,200人以上(公式サイト記載)
- 生徒対講師比:240:1
- Slack質問の平均返信時間:48時間以上
- 個別相談:月1回30分(営業担当者が対応)
生徒240人を講師1人で抱える構造で、伴走・サポートが成立するわけがない。しかしこの数字は契約前のLPには一切記載されていなかった。Eさんは、「コミュニティで相談できる」「いつでも質問OK」という曖昧な訴求を信じて契約していました。
「適切なサポート比率」の業界基準
コードアシストの場合:
– 講師:3人(梶山まゆみ・倉持希望・大川あい)+ 主催者(奥﨑)の常駐
– 生徒:常時30-50人
– 生徒対講師比:8-12:1
– Discord質問の平均返信時間:24時間以内
– 個別相談:必要時にいつでも
「サポート比率」が情報の透明性を測る最重要指標です。契約前にこの数字を開示しないスクールは、ほぼ確実に受講後に苦しみます。
失敗を回避する5つのチェックポイント
過去500人以上のWeb系スクール検討者を見てきた一次経験から、契約前に必ず確認すべき5項目を提示します。
✅ Check 1:実名・実顔の受講生事例が16人以上公開されているか
「卒業生1万人」よりも「実名・実顔16人」の方が信頼度が高い。匿名・サクラ・盛った数値は、実名で公開できない構造的な弱点を持つ。
コードアシスト:受講生実績ページに16名以上を公開中。
✅ Check 2:講師:生徒比率が公開されているか
LP・公式サイトに「現在の在籍生徒数」「講師数」が明記されているか。1:50を超えるスクールは契約しないのが鉄則。
✅ Check 3:「3年は泥水」と言ってくれるか
無料相談で「3ヶ月で月100万」と言われたら、その場で離席。「現実的には1年で月10-25万、3年で月50-80万が再現性高い」と正直に言う相手だけ信頼できる。
✅ Check 4:返金保証の条件が公開されているか
「全額返金保証」のはずが、契約書を読むと「初月の課題提出を全件提出した場合のみ」のような実質不可能な条件になっているケースが業界の8割超。
✅ Check 5:主催者本人がコミュニティに常駐しているか
「主催者は登壇・撮影のみ、日々の運営は外部委託」のスクールは、契約後の伴走が薄い。Discord等で主催者本人が直接質問に答える文化があるかを必ず確認。
Eさんのその後(コードアシスト転入後の半年)
Eさんは2026年1月にコードアシスト転入。「Z社の借金がある状態で、もう失敗できない」と腹を決めての入塾でした。
入塾4ヶ月後の現状():
– 副業収入:月¥180,000-220,000(2026年4月)
– 案件数:継続2社・スポット月1-2件
– Z社の借金:6ヶ月で完済予定
「Z社で失った¥980,000と6ヶ月は、戻ってこない。でも、コードアシストで身についた『自分で案件を取る力』は一生の資産になる。最初からここに来ていれば、と思う日もあるけど、今振り返ると、Z社での失敗があったから『誇張する人を見抜く目』ができた。」
この記事を読んでいるあなたが、Z社のような被害に遭わないために、私(奥﨑)は本記事を書きました。コードアシストを選ぶか選ばないかは、あなた次第。ただし「他で失敗してから来る」のは、時間と金銭の二重損失。最初の選択を慎重に。
H2-FAQ:よくある質問
Q1. 月100万のAI教材を買ってしまいました。今から取り戻せますか?
A. 十分に可能です。Eさんも¥980,000の借金から半年で完済目処を立てています。重要なのは「失敗を続けない」「環境を変える」こと。
Q2. AI教材詐欺の見分け方を1行で教えて
A. 「3ヶ月で月XX万」の数字を出してくる業者は全部詐欺だと思って構いません。
Q3. 全部のAIスクールが詐欺なんですか?
A. いえ、6-7割は健全です。ただし残り3-4割の「情弱ビジネス側」が業界全体の評判を下げているのが現状。
Q4. コードアシストも疑った方がいいんでしょうか?
A. 疑ってください。本記事のH2-5の5項目で、コードアシストも厳しくチェックしてください。それで「合わない」と判断したら、来なくていいです。
Q5. 借金返済しながら新しいスクールに入る余裕がありません
A. それは正論です。まずは借金を半年で減らすために、無料or低価格の学習リソース(YouTube、書籍、AI公式ドキュメント)から始めることを強く推奨します。
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奥﨑 慎太郎(おくざき しんたろう)
株式会社SOFI 代表取締役 / コードアシスト 主催。「他のAIスクールで挫折した」受講生を多数受け入れた一次データを保有。「3年は泥水を飲む覚悟がある人にだけ」を販売方針とし、業界の情弱ビジネス構造に対する明確な対極ポジションを取る。